パソコンのスペック表示で「ssd:256gb」のものと「ssd:256gbとhdd:1tb」のものがあるけれど違いは?というご質問なので、私の言葉で申し訳ないのですが、少し用語の説明を。
そもそも「SSD」「HDD」って何?という話からです。
パソコンはその内部に「内臓ストレージ(容れ物?)」を持ち、OSであるWindowsのソフトや、使用アプリケーションソフトWord、Excelなどが保存されています。もちろん、自分が作成したファイルなども、保存することができます。プログラムがスムーズに動かなければなりませんから、この内臓ストレージの性能も、パソコンの使い勝手を左右することになったりします。(もちろん、CPUの性能やメモリなどの要因は、もっと?大事ですね。)
HDDは「Hard Disk Drive」の頭文字がとられています。ハードディスクドライブですね。これまで、パソコンの内臓ストレージといえばイコール「ハードディスク」でした。電磁的にデータを書いたり読んだりすることのできる記憶装置です。ハードディスクの容量は、勉強机に例えると「引き出し」の大きさだと考えると良いかと思います。どれだけたくさんデータを入れておくことができるか?ですね。ハードディスクは「ディスク」というだけあって、内部に円盤が複数入っており、高速回転していますが、この円盤に磁気でデータを読み書きしているのです。
それに対して、最近登場してきたのがSSD。「Solid State Drive」。ハードディスクと同様の記憶装置なのですが、半導体素子メモリを使っています。言っていながら意味はよく分かっていません。USBメモリと同じように内臓しているチップにデータの読み書きをしている感じでしょうか。使い方も用途もハードディスクと変わりません。
最近急速に普及して来ているのは、
・衝撃に強いため故障リスクが低い
・読み書きの速度が非常に速い
・作動音が静か
・サイズが小さく軽い
・スティック型などデザインの自由度が高くパソコンの小型化にも寄与
などのメリットがあるからです。
・衝撃に強いため故障リスクが低い
・読み書きの速度が非常に速い
・作動音が静か
・サイズが小さく軽い
・スティック型などデザインの自由度が高くパソコンの小型化にも寄与
などのメリットがあるからです。
それではSSDの方が良いのかというと、
・最大容量が少ない
・容量単価としての価格が高い
・突然故障することもあり、データの救出が困難
などのディメリットもあります。
・最大容量が少ない
・容量単価としての価格が高い
・突然故障することもあり、データの救出が困難
などのディメリットもあります。
私などは、パソコンを買うとなると、一番に「価格」がネックになってきますので、SSD欲しいけど高いしなぁ…という感想が一番にあります。が、それ以外にもSSDに用いられている「フラッシュメモリ」に記録されるデータの最小単位を「セル」と呼ぶらしいのですが、セルは徐々に劣化するものらしく、1000〜10000回の書き込みや消去で寿命が来るようで、毎日頻繁に大量のデータを書き換える場合には、HDDの方が良いかも知れません。
パソコンを何に使うか?といったことから、どちらを選ぶかを考えるべきなのかもしれません。ゲームなどの読み込みなどはSSDが快適でしょうし、動画や音楽ファイルなどを大量扱うなら大容量モデルがあるHDDが得みたいな。もちろん価格を低く抑えたいという場合もHDDですね。
続く「256gb」「1t」などは、お分かりと思いますが、容量です。
データ量の大きさを表す単位として「バイト」が用いられますが
1024バイト=1キロバイト
1024キロバイト=1メガバイト
1024メガバイト=1ギガバイト(gb)
1024ギガバイト=1テラバイト(t)
という換算です。
データ量の大きさを表す単位として「バイト」が用いられますが
1024バイト=1キロバイト
1024キロバイト=1メガバイト
1024メガバイト=1ギガバイト(gb)
1024ギガバイト=1テラバイト(t)
という換算です。
…と説明しながら、この世界は超高速で進化しています。最近はSSDの大容量化や低価格化も進んでおり、コスパ的にもHDDに引けを取らなくなってきたとも言われています。
そんなこんなの知識で、パソコン選びをしてみてください。