Photoshopでは、一連の作業ステップを記憶させて、自動的に実行させることができます。
Photoshopで、作業を実行する画像を開いておきます。[アクション]パネルを開きます。
メニューから[新規アクション]を選択します。
アクション名を指定します。後から見て内容がわかるような名前にしておくと良いでしょう。[記録]ボタンを押すと、操作の記録が始まります。自動化しておきたい手順をそのまま実行していきます。
今回は開いた写真を[イメージ]メニューから[モード]を[CMYKカラー]に変更して、上書き保存するという手順を実行しました。
手順を実行し終わると、アクションパネルの■ボタンを押して、記録を終了します。
これで定まったステップを記録することができましたので、このアクションを再生させると、いつでもこの手順を繰り返してくれます。
今回は、画像をCMYKモードに変換するアクションですが、複数ファイルについて実行することが多いので、一気に複数ファイルに対して実行できる方法もあわせて確認しておきます。
操作対象とするファイルをあらかじめすべて開いておきます。
[ファイル][自動処理][バッチ]を選択します。
アクションに実行したいアクションを選択。ソースでは[フォルダー][読み込み][開いたファイル][bridge]などから選択することができます。
「フォルダー」で、指定したフォルダー内のファイルを処理することができます。「読み込み」では、デジカメ、スキャナー、PDFなどの画像を処理することができます。「開いたファイル」にしておくと、すべての開いているファイルを処理します。「bridge」ではAdobe Bridgeで選択されたファイルを処理することもできます。
今回は「開いたファイル」してOKしました。Photoshopで開いていたすべての画像が、すぐにCMYKモードに変更されて、同じファイル名で上書き保存されます。
何度も同じ作業を繰り返しているといった時には、大変威力を発揮してくれます。