テキストボックスの選択状態には、実は2種あって、上図のように内部にカーソルが表示されている時は、文字を編集する選択状態です。周囲の枠線は点線表示されます。このようなタイミングでは、あくまで通常の文字入力状態と同じと考える必要がありますから、フォントサイズや色など変更する場合には、あらかじめ範囲指定が必要です。言い換えると、範囲指定をして、一部の文字だけサイズや色を変更することが可能です。
それに対して、内部のカーソルが表示されていない状態の場合は、テキストボックスの枠自体が選択編集状態にあります。この時、周囲の枠線は点線ではなく実線表示されています。ワード2013ではこのタイミングでは、錨のマークが表示されるようです(編集記号の表示/非表示に関わらず)。この場合は、枠全体が選択されている状態ですから、文字の範囲指定をしなくても内部の文字が一括変更されます(フォントサイズや文字の色など)。一部の文字だけを変更することはできません。周囲の枠が点線状態から、この実線状態にするには、軽くEscキーを押すか、点線枠上にマウスポインタを置いて、十文字の矢印型になったらクリックをするか…です。Escキーは強く押しすぎて、何度も押したことになってしまうと、選択自体が解除されてしまいますので注意が必要です。
…というのが、テキストボックスの通例の説明なのですが、どうもワード2013では(バグなのか)中途半端な状態が生まれます。つまり、内部にカーソルは表示されているけれど、周囲の枠線が点線にならず実線状態のままのときがあります。この時はあくまでカーソルが表示されているように、文字編集状態にあるようで、文字の一括変更はできませんし、削除キーを押すと文字が一字だけ消えます。
何度か試してみると、文字が表示されている状態で、ダイレクトに文字上にマウスポインタを移動させ、アイの形をしている時にクリックをすると
周囲の点線枠がキチンと表示されるようです。

