ファイルを開いた時「保護ビュー」で開かれてしまったけれど、どうしたら良いでしょうか?というご質問をいただきました。
画面上部にこのようなバーが表示され、リボンがすべてグレーアウトしており、編集機能が無効化されていて、何もできません。
ファイルが保護ビューで開かれるのにはいくつかの理由があります。例えばインターネット上の場所からファイルを開いたような場合は保護ビューになります。
このファイルは実は、メールに添付されていたファイルを、一旦パソコンに保存せずメールに添付されたまま直接「開く」命令を出したため、ネット上の場所から開いた事に相当します。電子メールの添付ファイルは、ウィルスに感染している可能性があるため、必要がなければ「読み取り専用」のまま閲覧するに留めておくのが良いかも知れません。
他にも安全でない場所からファイルが開かれたとか、ファイル制限機能(以前のバージョンのOfficeで作成された形式のファイルを開こうとしたような場合)によってブロックされたとか、ファイルの検証エラーなど、保護ビューで開いてくるケースがあります。
どうしたら良いでしょう?という事なのですが、上にも書いたように、このファイルが信頼できる否かの判断が必要です。ファイルを開くことでパソコンが被害を受ける可能性があるような場合は、ファイルを編集する事は危険です。それに対し、ファイル自体の信頼は確保されているようなケースでは、メッセージバーの「編集を有効にする」ボタンをクリックしてください。保護ビューが終了し編集することができるようになります。
但し、メッセージバーが黄色ではなく赤の場合は、[ファイル][編集する]をクリックします。