今回は、式を使って「あ」「い」「う」…を入力する方法です。マニアック?と言われるかも(笑)。
実は、文字を1字ずつコード番号を持っています。「あ」をオートフィルして「い」が出せないのであれば、コード番号から攻めてみたいと思います。例えば「あ」と入力したセルに対して、「CODE」関数を使えば、その文字のコード番号を取り出すことができます。「あ」は「9250」です。
コード番号であれば、数値ですから、単純に「1」を加えると、「9251」を取り出すことは簡単にできます。
この「9251」のコード番号を文字に変換するには「CHAR」関数が有効です。コード番号「9251」は「ぃ」になります。
こうして「1」ずつ増やしたコード番号をCHAR関数で文字に戻してみると、実は小さな「ぃ」や濁音の「が」などが混じっているので、ご希望の「あ」「い」「う」を順に並べる事はできませんでした。(なんだ、できないんかい!笑)
ただ半角カタカナであれば「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」と順に出て来ますので、こちらを利用することにします。
コード番号を1ずつ増やしたのち、文字に変換すれば「アイウエオ…」は簡単に並べる事ができますので、こうして表示した「アイウエオ」を「JIS」関数を使って全角の「アイウエオ」に変換します。
全角カタカナコードと全角ひらがなコードは、番号が「256」ズレているだけなので、「256」を引き算すれば、ひらがなのコードになるはずです。
こうしてゲットしたコード番号を、上述の「CHAR」関数を使って文字に戻せば、無事に「あ」「い」「う」「え」「お」が手に入ります。
話を整理して、1つにまとめられるところはまとめてしまうと、次のような手順になります。
@先頭の「ア」を自分で入力します。
A「ア」のコード番号をCODE関数で引き出し、1を加えて、更にCHAR関数で文字に戻します。
Bこれをオートフィルすれば、半角カタカナを順に表示できます。
Cゲットした半角カタカナ文字を使って、JIS関数で全角に変え、そのコードをCODE関数で求めて256を引きます。更にCHAR関数で処理をします。
Dこれをオートフィルすれば、ひらがなの「あいうえお」を順に入力する事ができます。
但し、このままでは単に式として表示させているだけなので、一旦表示した「あいうえお…」をコピーして[値貼り付け]してやれば、完璧に文字として「あいうえお…」を入力する事ができます。
うん。前回のユーザー設定リストの方が簡単でしたよね(笑)。

