2019年08月25日

作成した図形の更に下に文字を入力したい

ワード文書を作成する際、図形を多用する使い方が増えているような気がします。

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サンプルとして、教室の座席表のようなものを作成するイメージで、四角形を並べてみました。例えば、ここまで作成した後で、最下部に「4年1組」といった文字を入れたいのだけれど、どうすれば良いでしょうか?というご質問です。教室の座席を四角形を配置して作成したため、

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座席部分の下にカーソルを移動させようと、Enterキーで改行命令を出されたのですが、上図のように改行につられて、作成した四角形部分がどんどん下部へ移動してしまいます。このように改行で降りてから、改めて作成した四角形をまた、所定の位置まで移動しなければならないのが、大変不便なので…という事です。

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方法はいくつかあると思いますが、一番手っ取り早い?のは、図形を多用してワード文書を作成するのであれば、文字も「テキストボックス」に入れてしまえば、図形として自由な位置に配置する事ができます。

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勿論、テキストボックスを作成すると、初期値では黒枠がつきますので、「枠線なし」の処理が必要です。また状況に応じて「塗りつぶしなし」にもしておけば、他の図形と重なった場合にも、文字だけを宙に浮かせたように配置する事ができます。

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ワード本来の「文字入力機能」を使って…と言うのであれば、カーソルを置きたい位置にあらかじめマウスポインタを置いて、ダブルクリックしてください。

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改行した時のように、図形を移動させることなく、希望の位置にカーソルを表示させることができます。ダブルクリックで任意の位置にカーソルを表示させる機能のは、「クリックアンドタイプ機能」と呼ばれています。手早く文字入力をしないと、せっかく表示させた段落記号が消えて元の状態に戻ってしまうことがありますので、ダブルクリックしたら、スムーズに文字入力をされると良いでしょう。

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入力した文字を右寄せしてみましたが、

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最初から右寄せ位置をダブルクリックしてカーソルを表示させることも可能です。

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このように、後から描画図形より下にカーソルを表示させることは可能ですが、できましたら、最初から改行してカーソルを下まで下げておいてから、座席の四角形を描き始めれば、何のトラブルも無いのでは?と思います。

パソコンは、何かをしてしまってからの対処ができる事も大切ですが、最初からトラブルを引き起こさないよう、予測をたてて作業を進めることができる事の方がもっと大切かと思います。
posted by らぼ at 19:43| Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月25日

長方形の一部の線が消えてしまう

ワードを使って、ステージ上でのメンバーの立ち位置を指示する配列表を作りたい…とのご希望で、図形描画の機能を使っていただきました。性別や椅子の有無などを一目で分かり易くという事でしたので、長方形と楕円の区別、白黒印刷しかできないとの事だったので色分けではなく、パターンで模様を設定していただきました。ここに示しているのは、その中の一つのパターンです。

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長方形に模様をつけ、それとは別にテキストボックスを描いて、名前を入力しました。長方形自体に文字を入力する事はできますが、図形内の余白量の設定などをしないと、文字が入りきらなかったので、文字だけをテキストボックスに用意して、単純に重ね合わせる事にしました。

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テキストボックスの方は、「塗りつぶしなし」「線なし」に指定し、重ね合わせました。

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配置を色々動かしたり、コピーしたりすることを考えて、長方形とテキストボックスはグループ化しておきました。

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…結果、あたかも長方形の中に直接文字を配置したかのような、一人ずつの枠ができあがりました。これを横に10名程度、5列並べて配置表を作成する…との事だったのですが、

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いつの間にか、長方形の一部の線が欠けてしまった…と、ご相談に来られました。長方形の枠線のある一辺だけ消す…という事自体ができるわけではありませんから、明らかに状況がおかしいと思われます。

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ファイルをお持ちになっていたので、すぐに解決しました。実はこの方、重ね合わせたテキストボックスの方にもパターンを設定しておられたため、下の長方形枠を上に乗せたテキストボックス枠が隠してしまった…という状況のようです。

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テキストボックスを選択し、[塗りつぶしなし]に設定することで、無事に

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周囲の線がきれいに表示されるようになりました。恐らく、こうやって作成した配置の長方形にハンドルを付けた状態で、内部の斜線模様を設定されたようです。グループ化されていますから、長方形とテキストボックスの両方に、斜線模様が設定されてしまったようです。

グループ化された図形は、一体になっていますから、上の説明のように、同時に双方に書式を設定することができてしまう反面、グループ化してあっても個別の図形にハンドルを表示させて、一方にだけ命令を出すことは可能です。
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上図は良く見ると、周囲のハンドルの内側にもう一つ表示されているハンドルを見ると、長方形の輪郭線より中に入っていることが分かります。これはテキストボックスの方が選択されている状態です。

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対して、上図は内側に表示されているハンドルが長方形の枠線上にキッチリ表示されており、これは長方形の方が選択されている状態です。
グループ化することで、便利になることとかえって不便になってしまうことがあります。グループ化が本当に必要かどうか、考えてからグループ化する事、更にグループ化してあってもどちらの図形に命令を出したいのかを良く考えて、表示されているハンドルをよく観察する事…でしょうか。



posted by らぼ at 19:41| Comment(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月14日

メニュー内に「カメラ」がない

そう簡単に「カメラ」アプリが削除されてしまった…とも考えにくいのですが…。ピクチャーの中の「カメラロール」の表示を気にしなければ、それで良いのかなと思います。

が、メニューから「カメラ」が選べなくても、昨日の方法にチャレンジできないわけでは無いと思います。

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[スタート]ボタンから[設定]を開き、

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[システム]を選択してください。

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左側で[ストレージ]を選択すれば、右側に「新しいコンテンツの保存先を変更する」が選択できるので、

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昨日の「新しい写真とビデオの保存先」を変更することは可能かと思います。

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あるいは、削除された…と言うのも、何となくスッキリしていなくて…、スタートメニューの「検索ウィンドウ」を使って「カメラ」と入力してみると、「Microsoft Store アプリ」の「カメラ」が見つかりませんでしょうか。これをクリックすると、カメラアプリが立ち上がると思います。

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新たに入手する場合は、ネットから無料で落とすことは可能です。
posted by らぼ at 14:20| Comment(2) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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