2018年05月08日

罫線をドラッグすると、ハングアップしてしまう

ワードのファイルでお困りでした。以前ワードで作成したファイルを開いて、編集しようとしているのに、罫線を少しドラッグして移動させようとすると、たちまちハングアップして「応答なし」になってしまうので、仕事が進められないとの事。

どうやらファイルが破損しているような気がします。仕方なく、文書を全選択して、新しい文書ウィンドウを開いて貼り付けていただいたところ、スムーズに編集が進められるようになりました。今回はこれで解決ですが、時にすべてコピーして、新しいファイルにしても改善しない場合もあります。破損の原因となっているものも(何かわかりませんが)一緒にコピーして貼り付けてしまうわけで、新規文書でも同様のトラブルになる場合があります。

他の対処方法を確認しておきます。ワードの初期設定では「グラフィックアクセラレータの設定」が有効になっています。グラフィックアクセラレータは、パソコンの画面表示を担当する専用の基板の事です。マザーボードのメイン基板には画面表示を担当する専用のチップが取り付けられているのですが、機種によると画像表示を担当する専用の拡張ボードが付けられている事もあります。本来は、このグラフィックアクセラレータを使うことで、CPUの負担を軽くすることができるのですが、パソコンによるとこのグラフィックアクセラレータが原因となって、ワードのハングアップを引き起こしている場合があります。

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[ファイル][オプション]を選択し、

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「詳細設定」を選ぶと、「表示」の項目に「ハードウェアのグラフィックアクセラレータを無効にする」というチェックボックスがあります。初期値ではオフ、つまりアクセラレータは有効になっていると思いますので、ここにチェックを入れてください。

あるいは、IMEの辞書が破損しているケースもあります。辞書が破損していると、いつまでもエラーを起こしてしまいます。

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IMEインジケータ(あ)の上で右クリックし、「辞書追加サービス」から[辞書設定]を選択します。

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「Microsoft IMEの詳細設定」ウィンドウが表示されますので、「辞書/学習」タブで「辞書の修復」個所にある[修復]ボタンをクリックしてください。代表的なトラブルを挙げてみましたが、一筋縄でいかないケースもあるかと思います。Windows Updateを怠っている場合、一時ファイルがたまってしまっている場合などにも、オフィスが不具合を起こす場合があります。メンテナンスはキチンとしておきましょう。
posted by らぼ at 21:14| Comment(0) | ワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月06日

ワードのフォントをMS明朝に戻したい

Word2016になって、既定のフォントが「MS明朝」から「游明朝」に変わったことは良く知られています。ただ、フォントというのはやはり好みもあるようで、「MS明朝」に戻したい…という声も少なからずあります。また「游明朝」になっている事で、ページ設定で変更した行数がうまく反映できないといったトラブルもあり、ますます既定のフォントを変更したいという声に繋がっています。そこで、ワードの既定のフォントの変え方です。

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Word2016は何もしないと、「游明朝」になっています。

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[ホーム]タブの[フォント]グループ右下のダイアログボックス起動ツールのボタンをクリックします。

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[フォント]ダイアログボックスが表示されます。日本語用のフォントに「本文のフォント」というのが選ばれているのですが、この部分を「MS明朝」に変更します。

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以前のワードでは、日本語用のフォントが「MS明朝」、英数字用のフォントが「century」でした。変更するのですから、必ずしも以前のものでなくても、任意のフォントを選んでいただいて結構です。変更したら左下の[規定に設定]のボタンをクリックします。

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変更を「この文書だけ」に留めるのか、「Normal.dotm」テンプレートを使用したすべての文書、つまりこれから作成するワードの文書全てに適用するのかを選択します。根本的に変更したのであれば後者、「Normal.dotm」を変更してください。

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一旦、ワードを終了し、再起動させると、フォントが「MS明朝」になって立ち上がってきます。
posted by らぼ at 22:03| Comment(4) | ワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月30日

差し込み印刷でラベルを作成しているのに、同じデータばかり表示される

ワードには便利な「差し込み印刷」という機能があります。フォームをワードで作成し、そこに別途作成したデータファイルを差し込むもので、タックシールなどの印刷に良く利用されます。ところが、作成したラベルに同一のデータばかり表示されてしまう…というご相談です。

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これは適当に(笑)作成した、ラベルですが、「〒」「住所」「名前」といったフィールドを配置してあって

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データファイルを差し込んでプレビューさせると、上図のように何人ものデータを印刷することができます。4人分しか表示されていないのは、データファイルを4行しか作っていないからです、悪しからず。

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ところが同様に作ったはずのご相談者の場合、上図のように、すべてのラベルに同一のデータが表示されてしまっています。

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次のデータを表示させようと、宛先1を次に切り替えようとすると、「アドレス帳がありません」というエラーメッセージになってしまいます。

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実は、この方は、ラベル内にデータを配置する場所を定めるのに(差し込みフィールドを挿入するのに)、テキストボックスを利用していました。ワード文書を作成する際、すべて文字をテキストボックスに入れて好きなところに配置するような文書を作成される方は多いものです。テキストボックスは任意の位置にドラッグで動かせるうえ、枠を消してしまえば、文字だけをその場所に宙に浮かせるように自由配置することができるため、愛用者が多いのもうなづけます。(但し、これはワードらしい使い方とは言えません。)

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今回も配置したテキストボックス内に、差し込みフィールドを挿入し

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テキストボックスの枠線を「線なし」にしてラベルを作成されたようです。…が、ワードの差し込み印刷はテキストボックスには対応していません。差し込み印刷は「Next Record」という指示を出すことで、2件目、3件目…のデータを表示されることができるものですが、ラベル内に「Next Record」という記述を入れておいても、各テキストボックスには反映されません。テキストボックス内に「Next Record」の指示を入れる事が出来れば、次々データを表示させられるはずなのですが、テキストボックス内には「Next Record」を挿入することはできません。どうしても…と言う場合、メイン文書は「レター」ではなく「名簿」にする必要があるそうです。

posted by らぼ at 17:41| Comment(0) | ワード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする