今のように家庭にパソコンが普及する前は、年賀状などを作る際、住所や名前を彫り込んだ住所印を使う方も多くおられました。今はパソコンとプリンタを使って印刷する場合の方が多く、はんこ不要論も聞かれる中、住所印を作る方もそう多くはないようです。
今回は、そうした住所印をパソコンを使って利用する事が出来ないだろうかというご質問です。住所印の印影を画像で作成して、画面に挿入するのではなく…と言われているようで、何を求めておられるかイマイチ確認ができないまま、住所印にみたてた画像を簡単に挿入する機能について考えてみました。
説明用に、印影のJPEG画像をまず作成しました(笑)。
まず、用意した画像をワードの画面に挿入してください。この際、ワード画面は特にページ設定などをしていただく必要はありません。普通に起動したままのA4サイズの画面で十分です。挿入直後の画像は「行内」オブジェクトになっていますので、[文字列の折り返し]を[前面]に変更するなどの作業も済ませておいてください。
挿入した画像を選択した状態のまま、[挿入]タブの[クイックパーツ]のボタンを押します。
クイックパーツのボタンからメニューが表示されますので[定型句]更に[選択範囲を定型句ギャラリーに保存]を選びます。
名前などを聞いてきますので、必要に応じて分かり易い名前や説明文字を入力してください。OKをすると、クイックパーツとして登録されます。
ここまでは、事前の作業として最初に一度だけ必要です。
その後は、挿入したい画面を開き、[挿入][クイックパーツ][定型句]を選択すると、クイックパーツが一覧表示できます。スクロールして、登録した名前、その内容を探してください。見つけたらクリックで選択します。
これで、カーソルを表示していた文書内に、登録した画像が貼り付けられます。文字列の折り返しも変更済みなので、すぐにドラッグで適切な位置に動かせます。
封筒サイズの画面であっても、はがきサイズの紙であっても[挿入][クイックパーツ][定型句]、これだけではんこを押すかのように手軽に住所や名前が入れられます。

