ワードやエクセルで図形を挿入すると
デフォルトでは青い図形が描かれます。以前からパソコンを使っておられる方はご存知だと思いますが、昔は黒の輪郭線で白く塗りつぶされた図形が挿入されました。Word2010、Excel2007あたりから今の青の色になったかと記憶しています。このあたりは個人の好みだと思いますが、私的には以前の白の図形の方が好きでした。どうせ、任意の色に塗り替える命令を出すわけですから、最初の色が何であっても構わないと言えば構わないと言いながら…、最初から白い図形が入るようにしたいという方向けのご案内です。
まず、図形をお好みの色に塗り替えてください。今回は塗りつぶしの色は「白」、輪郭線の色は「黒」にしました。以前のバージョンだと輪郭線の太さも若干太かったのですが、現在は1ptの太さが初期値のようですので、太さは変更していません。(お好みに応じて、そのあたりも任意の数値に変更します。)
色を変更した図形の上で右クリックし、「既定の図形に設定」を選択します。
更に「直線」を1本描きます。実は、先ほどの図形を利用して「既定の図形」に設定した輪郭線の色は、直線などには適用されませんので、線を描画すると、青い線で描かれます。
ですので、こちらも好みの「黒」に変更し、太さの初期値は0.5ptのようなので、こちらも太さは現状維持のままにしておきます。
線上で右クリックして「既定の線に設定」を選択します。
これで、以降に描く図形は、基本的にすべて「白」で塗りつぶされた、「黒」の輪郭線の図形になります。