そこで、計算を伴う表を、A4用紙内に収めて印刷したい…場合は、エクセルデータをワードに貼り付けるといったやり方が便利になってきます。が貼り付けたエクセル表の下に下線が出てしまうというものです。

エクセルのデータがあれば、これをまず範囲指定して[コピー]をしておきます。

ワード側では[貼り付け]▼から[形式を選択して貼り付け]を選びます。

[形式を選択して貼り付け]ダイアログボックスで、「貼り付ける形式」に「Microsoft Excelワークシート」を選択します。

ワード側に、表が貼り付けられるのですが、ここからがご相談です。表の最下部が二重線になっています。もちろん印刷をすると、そのまま二重線で印刷されてしまいます。

これ、実はエクセル表を貼り付ける個所の下行に最初から下線が設定してありました。下線行にカーソルを置いてエクセルデータを貼り付けたため、実は下線行にオブジェクトが挿入された形になり、エクセル表にも下線が引かれたようです。
エクセルの表を貼り付けると、その時点では「行内」オブジェクトとして貼り付けられます。行内オブジェクトというのは、言い換えると「文字の性質と同じ」という事になります。下線行に文字を足したようになってしまい、貼り付けオブジェクト部分にも下線が設定されてしまうのです。

できましたら、オブジェクトを挿入したら、[文字列の折り返し]を[前面]に変更していただくと良いでしょう。前面に変更すると、元々表を入れる空間をワード側でシッカリ確保しておかないと、既存のワード文字と貼り付けオブジェクトが重なってしまいますが、キチンと改行などをしてその領域を確保すれば良いだけの話です。

貼り付けた表の下の下線も表示されないはずです。