2017年05月20日

スライドの文字の色を全部変更したい

パワーポイントを使って、ある程度の枚数のプレゼンテーションを完成された方が、どうも文字の色が見にくいようだとしてフォントの色を変えようかと考えておられました。各スライドには、それぞれのタイトルやそれに関するテキストが記述されており、それらを1か所ずつ変更していくには、かなりの手間を要します。が、プロジェクターで映した場合に見にくいのではないかと、敢えて直前の変更を思案されています。

パワーポイントをお使いでしたら、そんなものを一つずつ変更される必要はありません。

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サンプルとして、4枚だけのスライドを作成しました。(手抜きで申し訳ありません。)適当なデザインを選択しましたので、上図のスライドは、各ページのタイトルやテキストが一応「黒」になっています。黒が見づらいという意味ではなく、まとめて色を変更するための適当なサンプルということでご理解ください。

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[表示]タブに切り替えると[マスター表示]というグループがありますので、ここで[スライドマスター]を選択します。

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マスター画面というのは、慣れるまでは普段のスライド画面との区別が分かりにくくて、少し戸惑うのですが、これは「デザイン」のみの部分で、左側の一番上の少し大きい目のスライドが、全スライドに適用される書式、その下の少し小ぶりのスライドはそれぞれレイアウトごとにスライドの書式を定めています。ここでは、全スライドのフォントの色を変更しようと思いますので、左側一番上のスライドを選択します。

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タイトルのプレースホルダを選択し、通常のスライド編集と同様にフォントの色を変更します。変わった事が良く分かるよう、赤をえらびました。更にテキストのプレースホルダを選択し、フォントの色を緑にしました。

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マスタ表示内で、タイトルの色やテキストの色が変更になります。、

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これで[マスター表示を閉じる]ボタンを使用して、通常のスライド編集に戻ります。

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4枚のスライドの全てのタイトル文字が「赤」、テキストの文字は「緑」に変更されます。一つずつ変更しているより、はるかにスピーディです。但し、テキストボックスの文字は、マスターでは変更することはできませんので、複数のテキストボックスを同時選択して、一度にフォントの色を変える命令を出すか、一つ目の色を変更し、残りは命令をリピートするか…でしょうか。ですから、パワーポイントのファイルを作成される際、プレースホルダーを使わずに、テキストボックスを使用するのは、極力控えておかれる方が賢明です。
posted by chiko at 17:19| Comment(0) | パワーポイント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月26日

図形の結合はどのように使うのでしょうか

実は…パワーポイント2013から、図形の結合という機能が増えています。残念ながら、ワードやエクセルの図形描画機能には搭載されていないようです。が、勿論パワーポイントで描いた図形をワードやエクセルに貼り付ける事は可能です。

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パワーポイントのスライド上に2つの図形を描画し、双方の図形を選択しておきます。複数図形を選択する場合は、2つ目以降をShiftキーを押しながらクリックすれば、ハンドルをつける事ができます。また、最後に作成する図形に欲しい属性を持った図形を先に選択してください。ここでは、先に青の円を選択し、後でオレンジ色の正方形を選択しています。

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[描画ツール]の[書式]タブには、[図形の結合]というコマンドボタンが用意されており、クリックでメニューが表示されます。[接合][型抜き/合成][切り出し][重なり抽出][単純型抜き]の5つのメニューを選択することができます。

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[接合]とは、描いた図形を1つの図形にしてしまいます。色は、最初に選択した青の方になっています。

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[型抜き/合成]は後に選択した図形でもう一方の図形を、文字通り「型抜き」してしまいます。抜いたところだけは無くなってしまいます。が、他の部分の図形は一体となって残っています。ですから「/合成」となっているようです。言い換えると、図形が重なった部分だけが削除される機能…でしょうか。

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[切り出し]はすべての輪郭線で、図形を分断してしまい、別個の図形となります。上図はドラッグで図形同士を移動させて、分かりやすく表示しています。

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[重なり抽出]は[型抜き/合成]で抜いてしまったところだけを残す機能です。

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最後の[単純型抜き]は、2番目の[型抜き/合成]のうちの、最後の合成が実行されません。後から選択した図形の型で抜いてしまう事ができます。

以上、Adobe社のIllustratorなどに搭載されている「パスファインダー」の機能でしょうか。残念ながら、あくまでパワーポイントの図形の結合機能は、図形のみに適用できるものであって、対象を画像にすることはできないようです。
posted by chiko at 21:33| Comment(0) | パワーポイント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月19日

フォントサイズが勝手に変わるのを防ぎたい

パワーポイントにはワードやエクセルとは異なった便利さがあります。

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プレースホルダと呼ばれる枠内に入力した文字は、初期値では32ポイントの大きさで入力されます。

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が、同じプレースホルダ内に、更に多くの文字を入力し続けると、プレースホルダから文字がはみ出すようになった途端、フォントサイズが自動的に調節されて小さくなります。フォントを小さくすることによって、入力文字がすべて表示されるようになるのです。これは便利な機能ではありますが、質問者のようにあらかじめ決まったフォントサイズで文字を表示したいと思っている場合は、邪魔に感じてしまいます。

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[ファイル]から[オプション]を選択します。

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「文章校正」で[オートコレクトのオプション]を選択します。

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「入力中に自動で書式設定する項目」の「テキストをタイトルのプレースホルダーに自動的に収める」「テキストを本文のプレースホルダーに自動的に収める」、この2つの項目のチェックを外すことで、解除することができます。その名称のとおり、「タイトル」と「本文」それぞれのプレースホルダーに適用されます。

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通常なら、一旦文字をたくさん入力したことによって、小さくなったフォントサイズは、再び文字量を減らすことで大きなフォントサイズに戻るはずですが、上述の設定をした後は、文字量を減らしてもフォントサイズが再び大きくなりません。

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あるいは、初期値で32ポイントのフォントサイズで入力されるプレースホルダーに、そのままはみ出す量の文字入力をして行っても、フォントサイズは自動で小さくなりません。(その分、プレースホルダー内に収まりきらず、更にはスライド内にも収まりきらず、はみ出した状態になってしまっていることが分かります。)

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オプションの中で設定をしてしまうと、すべてのプレースホルダーに適応されますし、一旦パワーポイントを終了した後もこの機能が働き続けます。この枠だけ、フォントサイズが変わることを防ぎたい…というのあれば、プレースホルダーではなく、テキストボックスを使うと良いでしょう。こちらは初期値で18ポイントの文字が入力できるようになり、枠からはみ出すように文字を入力しても、フォントサイズを変えない限り、固定の18ポイントのままが保たれます。
posted by chiko at 22:13| Comment(0) | パワーポイント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする