パワーポイントのプレースホルダーにテキストが入力されている時、フォントサイズボックスに「+」マークが表示される時があるのですが、これは何?というご質問です。
テキストボックスでも同様です。文字が入ったボックスが選択されていると
ホームタブの「フォント」「フォントサイズ」ボックスには、それぞれ現在のフォント名、フォントサイズが表示されます。
ところが、その「フォントサイズ」ボックスの、フォントサイズの後ろに「+」マークが出ている場合があります。
これは、テキストボックス内にカーソルが表示されている状態だと、
普通に数字だけが表示されるのに、枠を選択すると「+」マークが出て来る状況でした。
例えば、テキストボックス内(プレースホルダー内)に、複数のフォントサイズが混在しているとします。上図は、文字列の後ろにフォントサイズの数値を入力してみたものです。「24」と書いてある行のフォントサイズは24ポイント、「44」と書いてある行は44ポイントというつもりです。このように複数のフォントサイズが混在した枠が選択されている場合
その中の一番小さなフォントサイズが表示されて、「+」つまり、24ポイントが最小の文字で、他の文字もこれ以上です…と言う意味の「+」です。
ですから、枠として選択されていずに、内部にカーソルが表示されていると、上図のように24ポイントの文字の行にカーソルがあると、
フォントサイズは「24」ポイントとハッキリ表示されます。
仮に44ポイントの文字の行にカーソルがあると、
フォントサイズは「44」ポイントと表示されます。
カーソルが表示されていないため、枠全体としてのフォントサイズを表示しようとするものの、フォントサイズが混在しているため、
最終的に、枠内の一番小さなフォントのサイズが表示されて、「これよりみんな大きいです」という意味の「+」マークがつくようです。