ワードオブジェクトの枠を縮められない

昨日、説明した「ワードオブジェクト」を早速入れてくださった方から、枠を縮めようとしたら、飛んでもないことになった…と。



パワーポイントのスライド内に「ルビ」を振る機能は無いので、ワードオブジェクトを挿入する…という方法をお話ししました。すると、ルビは無事に設定できているのですが、上図のように、枠が大きすぎて、無駄な部分がたくさんあるので、枠を縮小しようと思われたようです。



ハンドル上にマウスポインタを合わせて、双方向の矢印型に変わったら、いつものようにドラッグで縮めたら…



なぜかオブジェクト内の文字まで縮小されてしまいました。



枠が大きすぎて邪魔になるのなら、オブジェクトの上でダブルクリックをしてください。再度、編集状態の時のようにパワーポイント内に、ワードの世界が広がります。この状態で、枠線上のハンドルにマウスポインタを合わせ、双方向の矢印型でドラッグして縮めてください。



不必要な部分を無くしてしまったら、



パワーポイント上のワードオブジェクトの枠も自動的に小さくなります。

パワーポイントにルビを振りたい

パワーポイントにルビを振りたい…というご質問です。



残念ながら、パワーポイント自体には、ルビ機能はありません。



そこで、ワードオブジェクトを挿入して利用します。［挿入］タブから［オブジェクト］をクリックします。



オブジェクトの種類を選択するウィンドウが開きますので、「Microsoft Word 文書」を選択します。



すると、パワーポイントスライド内に、ワードオブジェクトのウィンドウが開いてきます。ワードの基本のフォントサイズは10.5ポイントですが、パワーポイントは最初から32ポイントなど、大きなサイズになっていますので、違和感なく入力するためには、フォントサイズを大きくしておかなければならないでしょう。文字を入力し、普通に範囲指定します。



ワードオブジェクトですから、画面上部のリボンは全てワードの構造になっています。［ルビ］ボタンをクリックします。



ルビダイアログボックスが開きますので、ルビ文字を指定します。



ワードオブジェクト内で、ルビが設定できます。



オブジェクトが選択されていなければ、周囲のハンドルも表示されませんので、パワーポイント内の文字と変わりなく表示することができます。

写真画像を1枚ずつパワーポイントのスライドに作成したい

パワーポイントの各スライドに、写真を1枚ずつ挿入したいと考えておられます。但し、画像の枚数がとても多いので、作業がなかなか面倒で困っておられました。



［挿入］タブから［フォトアルバム］を選択します。



フォトアルバムダイアログボックスが表示されます。「写真の挿入元」に「ファイルディスク」ボタンを押して、



画像の準備されているフォルダを選択します。写真画像を複数選択します。



フォトアルバムウィンドウ内に、選択した写真画像が順番に並んで設定されます。



これでOKをすると、スライド1枚に写真が1枚ずつはりこまれたファイルが出来上がります。