2018年11月22日

[変換]キーで、再変換できない



ワードに搭載されている日本語入力システム「MS-IME」には「再変換」機能があります。

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誤変換後、確定してしまった文字列でも、カーソルを置いて

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[変換]キーを押せば、再度変換候補リストが表示されて、[再変換]し直すことができます。

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カーソルを置くだけでは、変換対象文字列を取り違えるようなケースでは、対象文字列を範囲選択するのも有効です。確実に、範囲選択した文字列の再変換が行えます。
ところが[変換]キーを押しても、ウンともスンとも言わない…とお困りでした。

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原因にはいろいろな場合があるかとは思いますが、画面右下のIMEインジケーター(「あ」の部分)にマウスポインタを合わせ、右クリックします。表示されたショートカットメニューから[プロパティ]を選択します。

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[Microsoft IMEの設定]ダイアログボックスが表示されます。更に[詳細設定]のボタンをクリックします。

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「Microsft IMEの詳細設定」ダイアログボックスが表示されます。ここに「編集操作」という項目があり、キー設定が上図のように「ATOK」になっていると、[再変換]ができません。ATOKとは、一太郎というワープロソフトに搭載されている日本語変換システムの事で、そのATOKと同じ設定になっているという事です。ATOKでは確か、Shift+[変換]キーで、再変換ができるはずです。

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勿論この「キー設定」を「Microsoft IME」に変更します。[OK]ボタンを押して、入力画面に戻ると、[変換]キーでの再変換が可能になっていました。
posted by らぼ at 20:48| Comment(0) | IME | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月19日

パスワード入力時、表示されないので、大文字になっていないか気になります

インターネット上などで、ログインする際、IDとパスワードの入力を求められることがしばしばあります。…が、パスワードは「●●●●●」や「*****」の表示になっており、入力が確認できないので、自分が小文字で打っているのか大文字で打っているのか、気になります…という話を伺いました。

サイトによっては横に「目玉のマーク」や「パスワード」といった表記があって、クリックをすると一時的に入力しているパスワード文字を表示させることができる場合があります。と言って、こうした機能がついている方が稀ですから、殆どは「●●●●●」「******」のままで、入力しなければなりません。

通常、パソコンのアルファベットキーを叩くと、小文字が入力できるようになっており、大文字を入力するにはShiftキーを押しながらアルファベットキーを叩かなければなりません。

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が、キーボード左側にCaps Lockキーというのがあって(Shift+英数)、これを押すと大文字が固定されます。この状態では逆にShiftキーを押しながらアルファベットキーを叩くと小文字の入力になります。要は、このCaps Lockがオンになっているのかオフなのかが分かれば良いという事になります。

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パソコンのキーボードには、上図のようなランプがあって、左から「テンキー」「キャップスロック」「スクロールロック」がオンになっているか否かを表示しています。キャップスロックがオンになっていると、この中央のランプが点灯しています。ですので、このランプで大文字が固定されているのか、通常の小文字が打てる状態なのかを判断することができます。
…と、今日は説明をさせていただいたのですが、我が家のマイパソコンのキーボードを眺めたところ、このキャップスロックなどが表示される小さな液晶ウィンドウが殆ど消えていて表示されていません。慌てて電池を入れ替えてみたのですが、症状は変わらず。「灯台元暗し」。私のパソコンではキャップスロックがオンになっているか否か、ランプで判断ができません。(笑 まぁ、私の場合は適当で…、さして困っておりませんが)

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そこで、もう一つ。上図はワード画面ですが、画面最下部のステータスバーと呼ばれる場所で右クリックをしたところのショートカットメニューです。ステータスバーには様々な情報を表示させておくことができるようになっていて、ここで「CapsLock」にチェックを入れておくと、常時ワードのステータスバーに、大文字がロックされているか否かが表示されます。チェックを入れるまでもなく、このショートカットメニューを観れば、現在CapsLockがオンなのかオフなのかが分かるようになっています。

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勿論、エクセルでも同様で、ステータスバー上で右クリックをすることで、CapsLockがオンなのかオフなのか、目視することができるようになっています。
但し、残念ながら、ワードやエクセルのステータスバーではこのような表示を見る事が出来ても、ブラウザ上ではできません。したがって、上述のパスワードなどを入れておられる場面では、効きません。別途ワードやエクセルを起動して確かめる…というご紹介になってしまいます。
以前のWindowsパソコンには、IMEのツールバー(言語バー)というのがあって、この言語バー上でCapsLockがオンなのかオフなのかを見る事が出来ました。

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今のWindows10では、IMEインジケーターが表示されており、「A」で日本語入力ができない状態、「あ」で日本語入力が可能な状態を見分ける事はできますが、CapsLockの表示はされていません。

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もし、言語バーが表示されている方が便利だと思われましたら、スタートボタンから[設定]を選択し、

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[時刻と言語]を選択します。

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左側で[地域と言語]を選択し、右側で「キーボードの詳細設定」を選んでください。

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「使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する」のチェックボックスをオンにすると

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タスクバー上に「A」だけでなく、「IMEパッド」などのボタンが出て来ます。

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更にこれをクリックすると[言語バーの表示]が選択できます。

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これで、デスクトップ上に旧バージョンの時と同様の、言語バーを表示させることができ、

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言語バーの右上部の「CAPS」部分で、CapsLockがオンかオフかを知ることができます。Windows10下では、言語バーは表示されないのが基本形ですが、ご希望に応じて表示させることが可能です。
posted by らぼ at 20:30| Comment(0) | IME | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月21日

MS-IMEを普段使う言語に設定したい

使っているパソコンに「MS-IME」と「ATOK」の双方が入っていて、「MS-IME」の方を通常使う言語に設定したい…とのご希望です。「MS-IME」に切り替えても、またすぐに「ATOK」に戻ってしまうようです。

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[コントロールパネル]から[入力方法の変更]を選択してください。

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「言語」ウィンドウで、左側の[詳細設定]をクリックします。

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「詳細設定」ウィンドウの「既定の入力方式の上書き」の個所で「日本語-Microsoft IME」を選択し、[保存]ボタンを押します。
posted by らぼ at 17:09| Comment(0) | IME | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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