2020年08月25日

Outlook で開封確認をつけたい

Outlookでメール送信する際、相手が開いた時に「開封確認」を行いたいとの事です。Outlookには、Officeの一員であるデスクトップアプリのOutlookと、Webでメールのやりとりが行えるOutlook.comの2種がありますが、残念ながらOutlook.comの方には、開封確認の機能が見つかりません。

200825kaihuukakunin1.gif

Outlookで新しいメッセージ画面の[オプション]タブを開き、[…]より「開封確認の要求」を選択し、メールを送信します。

200825kaihuukakunin2.gif

受信したメールには「〇〇がこのメールの開封確認を求めています。」という文字が表示され、[開封確認を送付]と[要求を無視]の2つのボタンが用意されています。一目でわかる通り、[開封確認を送付]のボタンを押せば、発信者の方にメールを開封したという通知が送られます。一方[要求を無視]した場合、そうした確認メールは送られません。

200825kaihuukakunin5.gif

一方、送信者側には、上図のようなメールが送られます。差出人は受信者本人になっています。メール本文は、えっ!英語?(笑)ですが、ザクッとしたところの意味は「これは、〇〇に送信したメールの受信確認です。」といった文章になっています。但し、注意書きとして書いてあるように、あくまでも受信者がこのメールをコンピュータに表示させた…という確認だけであって、決して内容を読んで理解したというわけではありません。

200825kaihuukakunin3.gif

実はOutlookメールには、「開封確認」ともう一つ、「配信確認」を付けることができるようになっています。開封確認は、受信者側の受信サーバーにメールが届き、そのメールを受信者が「開いた」ことを知らせるもので、受信者本人の意思表示となります。それに対し「配信確認」というのは、受信者の受信サーバーにメールが届いた事を通知するもので、受信者が実際に開いているかどうかは分かりません。

200825kaihuukakunin4.gif

この場合「中継済み」という確認が「postmaster@outlli.com」から届きます。受信者が何らかの理由でこのメールを開いていなくても、「中継済み」です。私は常々、メールの送受信には「Thunderbird」というアプリを使っています。今回「配信先サーバーで配信通知が送信されませんでした」とあるように、送信者側の送信サーバーが相手サーバーに届けた…という報告でしかありません。数度試しても、結果は同じなので「Thunderbird」には「配信機能」には対応していないかと思われます。

この場合、Thunderbirdで受信したメールには、「配信確認」でなく「開封確認」がついていました。

ちなみに、相手へのメールに「開封確認」を付けること自体は、マナーとして歓迎されない場合がある事を付け加えておきます。開封確認を求めること自体を、信用されていないんだ…とか、一々手間をかけさせる奴だ…とか、の受け取り方をされてしまう事があります。礼儀としてはあまりお勧めするものではありません。むしろ文面中に丁寧に「メールが届いたかどうかを確認したいので、お手数ですが受信されたら、空メールで結構ですので、返信していただくと有難いと思っています」などと書き入れておく方が良いかも知れません。

又当たり前ですが、開封確認を付けておいても、「要求を無視」のボタンを押されると、全く情報は返って来ませんし、相手側に「開封確認」機能に対応していない場合も、開封確認をすることはできません。
posted by らぼ at 20:02| Comment(1) | メール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月04日

ThunderbirdでYahoo!メールが読み込めない

Thunderbirdeで、複数メールアカウントを一気に送受信していますが、その中のYahoo!メールだけが繋がらなくなりました。

「Incorrect username or password」というエラーメッセージを表示し、改めて「パスワード」を入力し直してみても、どうしてもエラーが出るばかりで送受信ができません。ブラウザからYahoo!メールに入ってみると、普通に送受信できているので、Yahoo!メール側の問題では無さそうです。

200804yahoo1.gif

こういう時は、一旦ブラウザでYahoo!メールから[ログアウト]してください。

200804yahoo2.gif

ログアウトしたら、「再度ログイン」してください。

200804yahoo3.gif

いつものように、Yahoo!メールのアドレスを入力し、

200804yahoo4.gif

パスワードを入れたら、「ログインしたままにする」のチェックを外してログインします。

この後、再度Thunderbirdを立ち上げると、無事にYahoo!メールも読み込んでくれました。

posted by らぼ at 14:09| Comment(2) | メール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月31日

受信メールに添付された「winmail.dat」を開きたい

受信したメールに添付されていたファイルが「winmail.dat」というもので、どうしたら開けることができるのですか?というご質問です。

個人的には、以前は時折「winmail.dat」という名の添付ファイルがついている場合があり、winail.datを変換するアプリをダウンロードして入れていたのですが、最近しばらく遭遇しないので、アンインストールしてしまっていました。ちなみに当方が普段使っているメールソフトは「Mozilla Thunderbird」というものです。フリーで使えるメールソフトですが、とてもシンプルで気に入ってずっと長く使っています。

まず「winmail.dat」というのは何?からですが、Outlookを使って送信されたメールで起きる現象のようです。Outlookは、TNEF形式というOutlook特有の形式を持っているそうです。OutlookがTNEF形式でメッセージ送信を行う場合、本文や添付ファイルなどのデータが、winmail.datというファイルの中に入れられて送信される仕組みになっています。受信側がwinmial.datを理解できれば良いのですが、ExchangeやOutlookでなければ解読できない…という困ったことが起こります。当方のThunderbirdのように、解読できない環境で受信した場合、winmail.datという名の添付ファイルがついていて開けない現象が起こります。時に、本文がwinmail.datになってしまって、本文が消えてしまっている…という現象もあるそうです。

手っ取り早い解決法は、送信側のOutlookの設定で、リッチテキスト形式でメールを送信しないようにする事です。…が、手っ取り早いと言っても、これは受信者にできる設定ではありません。

200730maildot1.gif

メールにwinmail.datが添付されてきたら、ウェブ上の変換ツールを利用すると手早く開くことができます。以前私は、アプリをダウンロードしていたのですが、インストール無しで可能なサイトがあるようです。

200730maildot2.gif

winmail.dat変換ツール」とというサイトがあります。メールからwinmail.datをダウンロードしておき、このサイトの「参照…」ボタンを使って、該当ファイルをアップロードします。その後[winmail.datを変換する]と書かれたボタンをクリックするだけで

200730maildot3.gif

開き方の分からなかったファイルが

200730maildot4.gif

どうやらワードのファイルが添付されていたようで
200730maildot5.gif

ワードのファイルに変換されました。

もう一つ簡単な方法があります。ツールも利用しない方法です。

200730maildot6.gif

winmail.datが添付されてきたメール自体を、転送します。

200730maildot7.gif

gmailアドレスやYhoo!メールアドレスをお持ちでしたら、そのメールアドレスに転送します。ここではgmailに転送してみました。

200730maildot8.gif

添付ファイルが2個ついており、一方は「noname」で開こうとしても開くことができませんでしたが、もう一方は「ワード」ファイルとして添付されており、そのまますんなりと開くことが可能でした。


posted by らぼ at 09:28| Comment(0) | メール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。