Illustratorで立体図形を描く時「3D 押し出し・ベベル」という効果を使う事ができます。が、色が少しくすんでしまう…というご相談です。
赤い円を描きます。
円を選択しておいて[効果]メニューから[3D][押し出し・ベベル]を選択します。
「3D 押し出し・ベベルオプション」ウィンドウが表示されますので、
適当に奥行きなどを定めて、立体図形にすることができます。この時、表面の色が少しくすんでしまうのが気になる…との事でした。
あらかじめ描いた2D図形を、[シンボル]ウィンドウにドラッグして、シンボル図形にしておきます。
名前等を設定できますが、今回はこのまま[OK]してしまいました。
シンボルパネルに、新規シンボルとして「赤い円」が登録できました。
[3D 押し出し・ベベルオプション]ウィンドウの[マッピング]をクリックして
「アートをマップ」ウインドウを表示し、左上の「シンボル」の個所でドロップダウンリストより、先ほど登録したシンボル図形を選択します。
このシンボル図形に「押し出し・レベル」効果を加える事で、色の変化を少し抑える事ができるようです。
ほんのわずかな違いです。上の図形がシンボル化していないもの、下の図形がシンボル化したものを利用しています。