
通常、イラストレーターで円を描き、選択ツールで選択すると、このようになります。このレイヤーでは青で境界線が描かれます。あくまで描いた円は、黒枠線で白で塗りつぶされているのですが、輪郭線が細すぎて、青い線ばかりが目立っています。

替わって、ダイレクト選択ツールで選択すると、アンカーが表示されてきます。

分かりにくいので、境界線に色を付けて、線幅を太くしてみました。薄い線を選んだので、中心に表示されている青の線も、実際のグリーンの線もよく見えているはずです。

ダイレクト選択ツールで選んでみました。

それが突然上図のように、選択ツールで選ぶと、青の枠線は表示されるものの、緑の線の中央に表示されていた青の線が見えなくなったとお困りでした。

ダイレクト選択ツールに切り替えて見ると、アンカーが全く見えません。

[表示]メニューから[境界線を表示]を選んでください。無事に普段通り、青い線が見えるようになりました。

通常このメニューは、境界線が見えていますから、[境界線を隠す]というメニューになっています。お気づきのようにCtrl+Hのショートカットキーで実行できますので、他のショートカットキーを押すときに、誤って押してしまったのかも知れませんね。